来左
らいひだり
名詞
標準
文例 · 用例
福山内田養三より申来左如。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
由来左様なところに落着きというものはありません。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
最近数年来左上肢特に手首から先に神経痛様の疼痛があり、寒さに当ると増強する。
— 谷崎潤一郎 『瘋癲老人日記』 青空文庫
「勝ち負けはとにかく、それで生きてるっていうのが余っ程不思議だよ、何しろそいつは、ただの人間じゃねえぜ」 それ以来左次郎は、醤油賭の話ばかり耳にしていた。
— 吉川英治 『醤油仏』 青空文庫
此種の海鳥は、元來左迄に性質の猛惡なもので無いから、此方さへ落付いて居れば、或は無難に免れる事が出來たかも知れぬが、不意の事とて、心から顛倒して居つたので、其樣な事を考へ出す暇もない、急ぎ追ひ拂ふ積りで、一發小銃を發射したのが※失であつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫