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堅州国

かたすくに
名詞
1
標準
underworld
文例 · 用例
母と言ふ名に囚はれては、ねのかたすくになり、わたつみのみやなりがあり、至り難い国であり、自分たちの住む国の俗の姿をした処と考へて居なかつた事は一つである。
異郷意識の起伏 妣が国へ・常世へ 青空文庫
作例 · 標準
『古事記』によれば、須佐之男命は母の国を慕って泣き喚いた末に、父神から根之堅州国への追放を命じられた。
大国主神は、八十神の追手から逃れるために地の底にある根之堅州国へと赴き、そこで数々の試練を乗り越えて真の王となった。
堅州国は単なる死後の世界ではなく、そこから持ち出された「生太刀」や「生弓矢」が地上の平定に用いられたように、強力な霊力の源泉として描かれる。
記紀神話の研究において、根之堅州国への旅は、英雄が死と再生のプロセスを経て神性を強化するための重要な通過儀礼と分析される。