金の無心
かねのむしん
名詞
標準
request for money
文例 · 用例
一年間も方々の病院をつれ歩いてみても、睫毛や眉毛を蝕んで行く皮膚病に悩まされたこともあり、子柄がわるい代りに病気がないのが取柄だと思うと、親がバタヤで質が悪く、絶えず金の無心で坐りこまれたりした。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
「別にお金の無心でもないの。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」 それからまた大分月日がたってから、銀子はまた北海道から電報が来て、金の無心をして来たというのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
四 金の無心とは察していたが、娘のいい出した金額が、あまりに計算はずれなので、母はぽかんとして驚いているばかりだった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
」「お金の無心なんですけれども、どうしてお金がいるのか分りませんでしたの。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
改進党の壮士藤原登は、芝の愛宕下の下宿から早稲田の奥に住んでゐる党の領袖の所へ金の無心に行つてゐた。
— 田中貢太郎 『雑木林の中』 青空文庫
彼はその時先輩に対して金の無心を云ひだす機会を考へてゐた。
— 田中貢太郎 『雑木林の中』 青空文庫
しまいには金の無心ばかりでなく、彼は新兵衛の貰い娘のお照の美しいのを見て、飛んでもない無心までも云い出すようになった。
— お照の父 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
「また従兄弟が金の無心に来たのか? 貸してもギャンブルに消えるだけなんだから、いい加減突っぱねなさいよ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
親に金の無心をするのはこれが最後だと、自分に言い聞かせながら、震える手で実家の電話番号をダイヤルした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
疎遠だった友人から数年ぶりに連絡があったと思えば、案の定、マルチ商法への勧誘と金の無心が目的だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview