百千鳥
ももちどり
名詞
標準
many bird
文例 · 用例
〔島わにあらき潮騒を〕宮沢賢治島わにあらき潮騒をうつつの森のなかに聴き羊歯の葉しげき下蔭に青き椿の実をとりぬ 南の風のくるほしく 波のいぶきを吹き来れば 百千鳥 すだきわぶる三原の山に燃ゆる火のなかばは雲に鎖されぬ
— 宮沢賢治 『〔島わにあらき潮騒を〕』 青空文庫
白目ざましきもの、花辛夷、白き胸毛の百千鳥。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
目に見れば数かぎりなく、声きけば消なば消ぬかに、へうへうと連れ啼く鳥の、百千鳥、荒浪千鳥。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
今日は声も少しお聞かせなさいよ、鶯よりも何よりもそれが待ち遠しかったのですよ」 と言うと、「さへづる春は」(百千鳥囀る春は物ごとに改まれどもわれぞ古り行く)とだけをやっと小声で言った。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
歌麿の絵本『百千鳥』並に『虫撰』の如き即ち然り。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
絵本『百千鳥』『虫撰』また『汐干の土産』等における動植物の写生はその筆致の綿密なること写真機もなほ及ばざるほどなり。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
丘には橄欖が深緑りの葉を暖かき日に洗われて、その葉裏には百千鳥をかくす。
— 夏目漱石 『幻影の盾』 青空文庫
言の葉の林のこのまみどりしてももちどり鳴く春は来にけり(昭和三十二年正月十五日)
— 新村出 『『言林』改訂版の序』 青空文庫
作例 · 標準
「春の森は百千鳥がさえずり、とても賑やかだ。」
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「夜明けとともに、百千鳥が一斉に空へと飛び立っていった。」
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「静かな湖畔で、百千鳥の歌声に耳を傾ける贅沢な時間を過ごす。」
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標準
plover
作例 · 標準
「干潟の上を、百千鳥が小さな足で足早に駆け抜けていく。」
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「波打ち際で百千鳥の群れが、砂の中の餌を探している。」
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「百千鳥の鳴き声が、冬の海岸に寂しく響き渡っていた。」
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標準
Japanese bush warbler
作例 · 標準
「梅の枝に止まった百千鳥が、『ホーホケキョ』と春を告げた。」
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「庭の茂みから、百千鳥の美しいさえずりが聞こえてくる。」
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「百千鳥は姿を隠すのが上手で、声はすれども姿は見えずだ。」
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