どきん
どきん異読 どきり・ドキン・ドキリ
副詞-と副詞動詞-サ変
標準
being startled
文例 · 用例
私は、どきんと胸打たれた。
— 太宰治 『断崖の錯覚』 青空文庫
僕の胸は宿題をなまけたのに先生に名を指された時のように、思わずどきんと震えはじめました。
— 有島武郎 『一房の葡萄』 青空文庫
彼れの心臟をどきんとさせて突然汽笛がなりはためいた。
— 有島武郎 『潮霧』 青空文庫
お末はどきんとして立ちすくんだ。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
私がこれまで耳にした私に関する批評の中で、一番どきんとしたのは、伊吹武彦氏の、「ええか、織田君、君に一つだけ言うぞ、君は君を模倣するなってことだ」 という一言だった。
— 織田作之助 『私の文学』 青空文庫
傍へ来られると、坂田はどきんどきんと胸が高まって、郵便局の貯金をすっかりおろしていることなど、忘れたかった。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
十 思いがけぬ時に、思いがけぬ妹の弓子を見て、千枝子はどきんとした。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「あッ、何を……」 円みを帯びた柔い感触に、鶴雄はどきんとした。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
作例 · 標準
突然、背後から声をかけられて、心臓がどきんとした。
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彼女の美しい姿に、彼は思わず胸がどきんとした。
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真夜中に電話が鳴り、悪い予感がして胸がどきんとした。
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