金物店
かなものてん異読 かなものだな
名詞
標準
store buying and selling metal utensils and tools
文例 · 用例
町の雑貨商店や金物店の息子たち、夏やすみで帰ったあちこちの中等学校の生徒、それからひるやすみの製板の人たちなどが、或は裸になって二人三人づつそのまっ白な岩に座ったり、また網シャツやゆるい青の半ずぼんをはいたり、青白い大きな麦稈帽をかぶったりして歩いてゐるのを見て行くのは、ほんたうにいゝ気持でした。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
それを携えた刑事や警官が、町中の、ありとあらゆる金物店について調査を進めた結果、ちょうど七月十五日の氏神祭の日のこと、写真にソックリの学生風の青年が、乗馬|倶楽部の者だと云って新しい藁切庖丁を一|梃買って行った。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
* 本石町の金物店へはいった。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
金物店の主人は、『お嬢さん、さあさあ、これをお持ちなさい、その鋏はよく切れますよ、子供が爪を長くのばしてをくのは、よくありませんよ。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
なお取調の結果、兇漢大米虎市の持っていた出刃庖丁は二日前、府下××町××番地金物商大野利吉方で兇漢自身が求めたもので同金物店の雇人某は、大米の顔を比較的よく覚えていたためまったく同人の買ったものなることが明かとなった。
— 浜尾四郎 『黄昏の告白』 青空文庫
古鉄をあつかった店なんかでも、すっかり紳商になってしまって、古い暖簾の多い金物店通りでも、成上りが多かった。
— 続旧聞日本橋・その二 『鉄くそぶとり』 青空文庫
大門通り左側は角からずっと金物店ばかり、この辺を通ると店々にならんでいる番頭若者らが、よき女子の時は煙草盆のはいふきを二ツ叩く。
— 長谷川時雨 『大丸呉服店』 青空文庫
すぐだから……」 伯父さんの家とは私達が今立ち佇っているすぐ前の金物店であったが、相当の生活をしているのでお巻さん親子の生活費の幾分を補助しているらしかった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
作例 · 標準
この辺りで金物店を探しているんですが、どこかご存知ですか?
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日曜大工の材料を買いに、近所の金物店へ行ってきたよ。
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昔ながらの金物店には、今では手に入りにくい道具があったりして面白いんだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この蝶番、金物店で探したんだけど、なかなか見つからなくてね。
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