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牛鬼

うしおに異読 ぎゅうき
名詞
1
標準
ushi-oni
文例 · 用例
又或は凝る氣を生じて、神とか佛とか基督とか、或は其より下つて牛鬼蛇神の類の如きもの、巫覡卜筮方鑑の道、其の樣なことに心を委ぬるやうになるのもある。
幸田露伴 努力論 青空文庫
饂飩酒場の女房が、いいえ、沼には牛鬼が居るとも、大蛇が出るとも、そんな風説は近頃では聞きませんが、いやな事は、このさきの街道――畷の中にあった、というんだよ。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
蒲留仙はこうして旅人を待っていて、茶を勧め、淡巴菰を喫まして、牛鬼蛇神の珍らしい話をさせ、それを「聊斎志異」の材料にしているところである。
――序に代へて―― 涼亭 青空文庫
君達は、わしがこうして牛鬼蛇神の話を集めているのを見ると、魔道にでも陥ったように思うだろうが、学者なんていう者は、たとえてみれば、夜と昼とのある世の中に、昼だけの単調な世界に一生あくせくとしていて、淑奇恍惚の夜の世界を知らないような者だよ。
――序に代へて―― 涼亭 青空文庫
また或いは凝る気を生じて、神とか仏とかキリストとか或いはそれより下って牛鬼蛇神の類のようなもの、巫覡(神下ろし)・卜筮(占い)・方鑑(占星)の道、その様なことに心を委ねるようになるのもある。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
されど作者|蒲松齢が、満洲朝廷に潔からざるの余り、牛鬼蛇神の譚に託して、宮掖の隠微を諷したるは、往々本邦の読者の為に、看過せらるるの憾みなきに非ず。
―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 骨董羹 青空文庫
いにしへの支那の賢人は車裂の刑を眺めたり、牛鬼蛇神の像を眺めたりしながら、尭舜の治世を夢みてゐた。
芥川龍之介 僻見 青空文庫
牛鬼蛇神の像なども骨董屋の店か博物館に陳列されてゐるばかりである。
芥川龍之介 僻見 青空文庫
作例 · 標準
例句