海渚
かいしょ
名詞
標準
文例 · 用例
『無明羅刹経』に、海渚中の神馬王八万四千の諸毛長く諸動物これに取り着いて助命さる。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
其木の幹を海渚に持ち出で焼き、禊ぎさせる今。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
苗場山下の赤湯は、河原と海渚との相違はあるが、別府の海地獄と同じように地を掘ってそこに湛えて湯に浸る最も原始的な方法によっている。
— 木暮理太郎 『四十年前の袋田の瀑』 青空文庫
この島は内陸のやや大きな一村の面積しかないのだが、その地名は優に数冊の写本を充たし、至る処の海渚無人の小径までが、ほとんと一歩に一名というありさまであった。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫