富くじ
とみくじ
名詞
標準
lottery run by a temple or shrine
文例 · 用例
うち見たところ職人渡世でもしていそうな身分がらじゃが、そちがまたどこでそのような大金を手中いたしてまいった」「それが実は富くじに当たったんでがしてな。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
お目がねどおり、あっしゃ畳屋の渡り職人ですが、かせぎ残りのこづかいが二分ばかりあったんで、ちょうどきょう湯島の天神さまに富くじのお開帳があったをさいわい、ひとつ金星をぶち当てるべえと思って、起きぬけにやっていったんでがす。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
それが、あの日たまたま湯島の富くじ開帳へ行き合わせて、金星を打ち当てた町人をちょっと眠らしたというようなわけでしたが、とにかく右門のすばらしい功名に、同僚たちはすっかり鼻毛を抜かれた形でした。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
」四 義雄は、北海實業雜誌に奉公する小説として、「金」といふ、横濱の貧乏車夫がマニラの富くじに當つて狂死する實話を書いた切りである。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
例えば蓮華の半座をあけて待っている美人などのポスターを見てはかなり遊心を誘われたりなどするので、まったくこの富くじは陽気浮気では引き難いのであります。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
「パチンコとか、富くじとか、みんな、ばくちみたいなものだからな。
— 小川未明 『雲のわくころ』 青空文庫
「はい」「そこでじゃ、そこもとの身の上ばなしも、委細承ったが、養子というものは、いわばまあ、富くじみたよう――当たらぬことには、これほどつまらぬ話はない。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
また人心の熱中するものは、富くじと競馬なるを見て、その民情の一斑を知るに足る。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
作例 · 標準
寺の再建費用を集めるために、富くじが発行されることになった。
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境内で富くじの抽選が行われ、当選者の名前が読み上げられた。
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富くじで一攫千金を夢見るのは、今も昔も変わらない。
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