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権蔵

ごんぞう
名詞
1
標準
文例 · 用例
門次郎は近江国の人、武蔵国埼玉郡越谷住井出権蔵の子である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
権蔵は法諡を四時軒自性如春居士と云つて、天明四年正月十一日に歿した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
お帰りの日が分りましたらどうぞ早くお知らせなすって下さい」と語る後方に若者の権蔵「ヒエー、わしは若旦那のお迎いに一の関辺りまで参りますべいと思って、ヒエーまだお分りになりませんか」と誰も彼も皆な若旦那の帰期を問わざるなし。
春の巻 食道楽 青空文庫
聞いてみれば、父の重左衛門は同じ家中の師範役、成瀬権蔵、大川八右衛門、広瀬軍蔵というものの嫉みを受けて殺されてしまった。
流転の巻 大菩薩峠 青空文庫
また安政の毛呂権蔵著上野国志によるに、貞任の残党説は、その社の別当国泉寺の寺記から出ているらしい。
土蜘蛛研究 手長と足長 青空文庫
そしてすぐ湊町四丁目の口入屋の手を経て東出町の沖仲仕の権蔵部屋に送られた。
死線を越えて 死線を越えて 青空文庫
栄一は何処かの工場に送つてくれと口入屋の亭主に頼んだが、不景気で何処にも口が無いからと云ふことで、たうとう東出町の権蔵部屋に送られた。
死線を越えて 死線を越えて 青空文庫
権蔵部屋の生活はあまりに苦し過ぎるものであつた。
死線を越えて 死線を越えて 青空文庫