誇り顔
ほこりがお
名詞
標準
triumphant look
文例 · 用例
社会が何処にある、人間の誇り顔に伝唱する「歴史」が何処にある。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
そして今も今、いと誇り顔に「われは老熟せり」と自ら許している。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
その乞児は某日|知合の乞児といっしょに酒を飲んだが、酔って蓄えている金の事を誇り顔に話した。
— 田中貢太郎 『義猴記』 青空文庫
彼はいえり、昔は拝顔さえ叶わざりし宮様方の、勿体なくも御観劇ありし際|特に優旨を以て御膝下近くまで御招きに預かり、御言葉を賜わるさえ勿体なきに、なお親しく握手せさせ給えりと、語り来りて彼は随喜の涙に咽び、これも俳優となりたるお蔭なりと誇り顔なり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
この時代の町奴の習いとして、その他の者共も並木の長吉、橋場の仁助、聖天の万蔵、田町の弥作と誇り顔に一々名乗った。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
それほど尊い女の誠を五百石で買ったと思えば廉いもので、ちっとも惜しいことはあるまいと、彼女は誇り顔に言い放してお時を驚かした。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
」と、権右衛門は一方の眼を誇り顔に晃らせた。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
四方が真黒に焦げたカード箱が投出されてる傍には、赤く焼け爛れた金庫が防火の功名を誇り顔していた。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
作例 · 標準
試合に勝利したチームキャプテンは、「誇り顔」でトロフィーを掲げた。
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長年の夢が叶い、彼女は「誇り顔」で関係者に感謝の言葉を述べた。
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「見て!僕が一番早くゴールしたんだ!」と、息子は「誇り顔」で父に報告した。
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