法城
ほうじょう
名詞
標準
文例 · 用例
あの法城を護る人々の中にある女らしい。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
)「法城を護る人々」の中に出る本願寺の手下の博士かと思い、本田の性格と引きくらべ、一寸妙な然し、よく調和した俗さだと思った。
— 一九二四年(大正十三年) 『日記』 青空文庫
松本法城も――松本法城は結婚以来少し楽に暮らしているかも知れない。
— 芥川龍之介 『十円札』 青空文庫
それは法城寺正弘の作という。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
旧い法城に住む僧として今、信長に反意をもたない僧は、ひとりもなかったであろう。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
もっとも石山の法城の大衆が、そう怒っているにも理はあることだった。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
法城の誇りはたかい。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
そして、西国方面や堺などから、鉄砲二千挺を購入したとか、一山の僧兵が、にわかに何倍にも殖えたとか、塹壕を坑りぬいているとか、法城の武装化は、ちらちら聞えていたことでもあった。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫