有為
うい
名詞頻度ランク #20886 · 青空 269 例
標準
perpetual change caused by karma
文例 · 用例
いずれも四十二を中心とする厄年の範囲に含まれ得べき有為な年齢に病のために倒れてしまった。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
ことに彼の経験では有為な徹底的な人間は往々一方に偏する傾向があるというのである。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
例えば有為の青年を金や権勢や義理合やでとって抑えて本人のあまり気のすすまぬ金持の養子にしたり、あるいはあまり適当でない地位に縛り付けたりする事があるとすれば、これはいくらかカラザン人の遣り口に共通なところがありはしまいか。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
老子の無為は自覚的には無為であるが実は無意識の大なる有為であった。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
充実したつもりで空虚な隙間だらけの器物はあぶなく、有為なつもりの無能は常に大怪我の基である。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
名前だけ聞いたところではたいそういかめしいお役所のような気がして、書類の山の中で事務や手続きや規則の研究をしている所かと想像していたのであるが、事実はまるで反対で、それは立派な応用科学研究所であって多数の実験室にはそれぞれ有為な学者が居て色々有益で興味のある研究をしているのであった。
— 寺田寅彦 『鉛をかじる虫』 青空文庫
今度のノーベル・プライズのために不意打ちをくらった世間が例のように無遠慮に無作法にあのボーアの静かな別墅を襲撃して、カメラを向けたり、書斎の敷物をマグネシウムの灰で汚したり、美しい芝生を踏み暴したりして、たとえ一時なりともこの有為な頭の安静をかき乱すような事がありはしないかというような気がする。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
このはなはだ杜撰な空想的色彩の濃厚な漫筆が読者の中の元気で自由で有為な若い自然研究者になんらかの新題目を示唆することができれば大幸である。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
作例 · 標準
例句