主なる
おもなる
表現連体詞頻度ランク #9758 · 青空 0 例
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文例 · 用例
とは言へ、私たちが始めて会遇した主なる動機は、もちろん人間としての交りでなく、ただその芸術を通じての交歓であつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
多分その絶望的な病氣と、それに原因する創作力の衰弱とが、事情の主なるものであると思つた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
自分の思い出し得られる限りその当時の夜の主なる照明具は石油ランプであった。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
駒込の富士から神田明神、深川八幡の境内、鉄砲洲の稲荷、目黒|行人坂などが、その主なる場所であった、がそれも、今ではお伽噺になってしまった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
地下の歪みの程度を測知する事はある程度までは可能なるべく、また主なる第二次原因を知る事も可能なるべし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
しかしその最も主なる理由は、時代が久しく自然主義の美学によつて誤まられ、叙情的な一切の感情を排斥したことに原因する。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
が、主婦が新潟の人である事、主人はもとは士族で先妻に子まであった事、そして先妻がなくなったあとそれまで下女であった今の主婦を入れた事などは友や主婦自身の口から知った僅かな事実の主なる部分であった。
— 寺田寅彦 『雪ちゃん』 青空文庫
思い思いに気の合ったのが、帰際の世間話、景気の沙汰が主なるもので、「相変らず不可ますまい、そう云っちゃ失礼ですが。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
作例 · 標準
例句