御陰様
おかげさま
名詞
標準
文例 · 用例
「もうとっくに如何うか仕て居ますよ、 御陰様で。
— 宮本百合子 『お久美さんと其の周囲』 青空文庫
(手をついて礼をして)お蔭さまで気がせいせい致しましてございます」式部(筆を持ったまま)「なにも、そう一々、鹿爪らしく御叩頭には及ばないよ。
— 岡本かの子 『或る秋の紫式部』 青空文庫
お蔭さまをもちまして………あのお宅さまでは奥様も御機嫌およろしゅう御座いますか」「先ごろから少々わずらって居ますがさしたることもありません。
— 岡本かの子 『荘子』 青空文庫
今日もお蔭さまで昼は縁を四五十遍も登り下りする程存分働かしてもらいまして、また今夜は皿や鉢が七八つ描けました。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
お蔭さまでございます。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
」「勿体ない、お蔭さまで人気が立って大景気でございますよ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
それでも母親さんは何時もお異なすったことも無くッて」「ハイ、お蔭さまと丈夫だそうで」「それはマア何よりの事た。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
――お蔭さまで二人とも丈夫だよ」 私は彼と友情のこもった握手をしながら云った。
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫