心組み
こころぐみ
名詞
標準
preparation
文例 · 用例
本號で川端康成氏の作品に就て何か書かうと思つてゐた心組みが、幾屈折してこんなものを書いてしまつた。
— 梶井基次郎 『川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン』 青空文庫
これから定子に会いに行ってよそながら別れを惜しもうと思っていたその心組みさえ物憂かった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
遠光は主人の内意をうけて、わざと玉藻のゆく手をさえぎって無理無体に喧嘩を仕かけ、関白家の供のものを追っ払った上で、玉藻をここで討ち果たしてしまおうという心組みであった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
多少それに似た事をやる方はあつても、その心組みその悟りに於ては、蓋し雲泥の差があると思ふ。
— 海野十三(佐野昌一) 『寺田先生と僕』 青空文庫
お此はひとり娘であるので、幼い時から親類の男の児を貰って、ゆくゆくは二人を一緒にする心組みであった。
— 弁天娘 『半七捕物帳』 青空文庫
田舎でみっちり養生をして、癒ったらまた出て来て、運を盛り返そうという心組みのあることは、痩せ衰えた叔父の顔にも現われていた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
そして、四月二十日倫敦出帆のH丸ということに、大体心組みを立てたのである。
— 海のモザイク 『踊る地平線』 青空文庫
朝から仕事にかかる心組みで、食後机に向った。
— 宮本百合子 『有島武郎の死によせて』 青空文庫
作例 · 標準
困難な状況に立ち向かうための、揺るぎない心組みができていた。
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「よし、これで最終目標への心組みは万全だ!あとは実行あるのみ!」
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彼の落ち着いた態度は、周到な心組みの表れであり、チームに安心感を与えた。
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