非ずんば
あらずんば
表現
標準
if not
文例 · 用例
ですからこの制度を改めるに非ずんば、千万言を費しても文化の普及と云ふことは駄目であります。
— 有島武郎 『農民文化といふこと』 青空文庫
單に『悔改めよ』と叫ぶこと、幾千萬年なるも、若しその生活の状態を變じて衣食を足らしむるに非ずんば、其|相喰み、相搏つ、依然として今日の如けんのみ)これは唯物史觀の流れを汲む人々の口から、當然出ねばならぬ言葉であつた。
— 石川啄木 『トルストイ翁論文』 青空文庫
塵外幾里、常に此を通ずるもの牧童に非ずんば賤夫のみ。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
氣骨ある人に非ずんば、梅と同化する能はざるべし。
— 大町桂月 『久地の梅林』 青空文庫
もしこの赤ペンキを綺麗に落さんと欲せば、抛げつけたる当人の許を訪ねて、ペンキ消し液を乞いうけるに非ずんば、金輪際消えることなし。
— 海野十三 『発明小僧』 青空文庫
これは無論、秋川家の状態がノルマルでないということによるけれど、あの男のすばらしい頭脳によるに非ずんばああはいかなかつたろうよ」「では一体第一の殺人事件を彼はどう行つたろう」 私は早く藤枝の説がききたくて堪らず思わずこう云つてしまつた。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
過日、『時事新報』の社説にもいえる如く(一月一一日社説)、我が開国の初め攘夷論の盛なる時にあたりても、洋学者流が平生より西洋諸国の事情を説きて、あたかも日本人に開国の養生法を授けたるに非ずんば、我が日本は鎖国攘夷病に斃れたるやも計るべからず。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫
幸いにして此の機を利用して、抜本|塞源の英断を行うもの国軍の中より出現するに非ずんば、更に〔幾度か此の不祥事を繰り返すに止ま〕るであろう。
— 河合栄治郎 『二・二六事件に就て』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日非ずんばについて考えている。
非ずんばという言葉は日本語で重要だ。
彼は非ずんばの意味を理解している。
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