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塩鱒

しおます
名詞
1
標準
salted mackerel
文例 · 用例
上から椅子の足を床にずらす音や、女工たちのキャッ/\という声が「塩鱒」の焼ける匂いと一緒に、賑やかに聞えてきた。
小林多喜二 工場細胞 青空文庫
」 健は塩鱒の切はしを、せッかちにジュウ、ジュウ焼いて、真黒い麦飯にお湯をかけて、ザブザブかッこんだ。
小林多喜二 不在地主 青空文庫
上り端に喰いかけの茶碗と、塩鱒の残っている皿が置きッ放しになって居り、それに蠅が黒々と集っていた。
小林多喜二 不在地主 青空文庫
素知らぬ態をしてるのは、干からびた塩鱒の頭を引擦つて行く地種の痩犬、百年も千年も眠つてゐた様な張合のない顔をして、日向で呟呻をしてゐる真黒な猫、往還の中央で媾んでゐる鶏くらゐなもの。
石川啄木 赤痢 青空文庫
今月に入つてから初めて生魚を買ふ、雑魚十銭(先月は一度塩鱒の切身を十一銭で買つたゞけだつた)。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
樹明君がお土産――といふより外ない――として塩鱒を二尾持つてきてくれた、早速台所につりさげる、そこらあたりが急ににぎやかになつた、うれしいなあと子供のやうによろこぶ、樹明大明神様々だ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
日頃好物の塩鱒を俵で取るのも亦勝手だつた。
芥川龍之介 一塊の土 青空文庫
それは、塩鮭と塩鱒を見分ける時、鱗の剥げやすい方を鱒であるとするのと同じである。
佐藤垢石 雪代山女魚 青空文庫
作例 · 標準
北海道産の新鮮な塩鱒は、朝食にぴったりだ。
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軽く焼いた塩鱒は、白いご飯によく合う。
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彼は、自分で釣った鱒を塩漬けにして、美味しい塩鱒を作った。
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