死に損なう
しにそこなう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
標準
to fail to die (after attempting suicide)
文例 · 用例
あれほど死に損なうような苦い思いを一度経験しながら――あれほど寂しい流浪の旅に行って異郷の客舎の床の上に跪き、冷い板敷に額を押宛てるまでにして、男泣きに泣いても足りないほどの痛苦を一度経験しながら――その経験が少しも彼の頼みにはならなかった。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
死に損なうのも一生の薬だ」 と、酷いことばを水面へ投げて、また大声で叱ッていた。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は睡眠薬を大量に飲んだが、死に損なって病院に運ばれた。
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自殺未遂で死に損なった彼は、その後悔と向き合って生きるしかなかった。
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「なぜ俺は死に損なったんだ…」と、彼は天井を見つめて呟いた。
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標準
to come close to dying
作例 · 標準
嵐の海で船が遭難し、本当に死に損なうところだった。
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あの激しい火災から、彼は奇跡的に死に損なって生還した。
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肺炎で高熱が続き、一時は死に損なうかと思ったが、なんとか回復した。
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標準
to survive (when others died)
作例 · 標準
戦争で多くの仲間が命を落とす中、彼だけが死に損なって生き残った。
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列車事故の現場で、周囲の人が皆亡くなったのに、彼は死に損なって無傷だった。
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「なぜ私だけが死に損なったのか、いまだに理由がわからない」と被災者は語った。
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