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嗜む

たしなむ異読 たしむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
1
標準
to have a taste for
文例 · 用例
墓場を発いて屍体を嗜む変質者のやうな惨忍なよろこびを俺は味はつた。
梶井基次郎 桜の樹の下には 青空文庫
墓場を発いて屍体を嗜む変質者のような残忍なよろこびを俺は味わった。
梶井基次郎 桜の樹の下には 青空文庫
侍中進んで曰く、獺や鯔魚を嗜む、猫にまたゝびと承る。
泉鏡花 聞きたるまゝ 青空文庫
積薪思はず悚然として、直ちに衣冠を繕ひ、若き婦は憚あり、先ず姑の閨にゆき、もし/\と聲を掛けて、さて、一石願ひませう、と即ち嗜む處の嚢より局盤の圖を出し、黒白の碁子を以て姑と戰ふ。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
が、紅い襷で、色白な娘が運んだ、煎茶と煙草盆を袖に控えて、さまで嗜むともない、その、伊達に持った煙草入を手にした時、――「……あれは女の児だったかしら、それとも男の児だったろうかね。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
得てこれを嗜むもの、河野の一門に一人も無し、で、夫人も口惜いが不可いそうである。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
馬肉、羊肉、木苺、菱の実|等を喰い、馬乳や馬乳酒を嗜む
中島敦 狐憑 青空文庫
馬肉、羊肉、木苺、菱の實等を喰ひ、馬乳や馬乳酒を嗜む
中島敦 狐憑 青空文庫
作例 · 標準
祖父は若い頃から茶道を嗜んでおり、所作が非常に美しい。
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彼はワインを少々嗜む程度だが、知識は専門家並みに深い。
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「休日は何をされているんですか?」「たしなむ程度にゴルフを少々」
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2
標準
to be modest
作例 · 標準
独り身だからといって、日頃の身だしなみを嗜むことを忘れてはいけない。
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人前での振る舞いを嗜むことは、社会人としての最低限のマナーだ。
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酒は飲んでも、己を嗜む心を持たねば醜態をさらすことになる。
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