鉄腕
てつわん
名詞頻度ランク #27752 · 青空 19 例
標準
strong arm
文例 · 用例
実に今日は、レオニダスのごとき大政治家|出づるか、日蓮のごとき大宗教家現われ、鉄腕を揮い、獅子吼を放って、国民の惰眠を覚醒せねばならぬ時代であろう。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
法律は鉄腕の如く雅之を拉し去りて、剰さへ杖に離れ、涙に蹌ふ老母をば道の傍に※返して顧ざりけり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
明治の酷吏伝の第一頁を飾るべき時の警視総監三島|通庸は遺憾なく鉄腕を発揮して蟻の這う隙間もないまでに厳戒し、帝都の志士論客を小犬を追払うように一掃した。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
このあとのは殺人犯だったが、まだ同じ殺人犯の男で、「鉄腕」というあだ名があったり、その他いろんなのがあったが、今はもう忘れてしまった。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
……必要なのは鉄腕をもって、もっぱらに政事をとることじゃ!
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
僕の鉄腕は、戦いを要求している。
— 寺島柾史 『怪奇人造島』 青空文庫
いったい敵はどのけんとうにいるのでしょうなァ」 さすがの古つわものも、相手の見つからない戦いに、鉄腕のやり場にこまっているといったふうだ。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
これを反対側から眺めれば、アレクサンドル二世の暗殺の前後を転機として、ロシアの反動政治の権柄がポベドノースツェフの鉄腕を離れて、典型的老獪政治家であるロリス・メーリコフの手に帰した時代で、まさしく幻滅と萎靡と沈滞と無目的と退嬰と窒息……等々にとざされた灰色の時代であった。
— ――チェーホフ序説の一部として―― 『チェーホフ試論』 青空文庫
作例 · 標準
彼はチームを勝利に導く鉄腕の監督として知られている。
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どんな困難な仕事も、あの鉄腕ならきっとやり遂げるだろう。
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彼女の鉄腕ぶりには、誰もが一目置いている。
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