禁漁区
きんりょうく
名詞
標準
game preserve
文例 · 用例
禁漁区の魚のように新東京のバラック街をさまようている。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
禁漁区へ釣糸をたれたやうに、小気味よくあらはれてきた。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
わかっとるじゃないか」「持ちません」「ここは、禁漁区だ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
禁漁区ちゅうことを知らんじゃったことですけ、こらえて下さい。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
最適なシカ猟場やライチョウ猟場に加え、欧州禁漁区をグラスゴウが世話できたのも、グラスゴウの評判が良く、同時代のどの男よりも知遇を誇り、知識が豊富だったからだ。
— A Secret Service 『諜報部』 青空文庫
どういうわけで」「イヤ、お話にも何もなりゃあしません」「まさか、殺生禁制の禁漁区でもなかろうに」「殺生禁断どころか、ヘタに近よれば、こちとら、人間さまのお命があぶねえんですよ。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
いわゆる禁漁区域で、将軍家の御用網のほかは、打てないことになる。
— 吉川英治 『田崎草雲とその子』 青空文庫