手のもの
てのもの
名詞頻度ランク #42221 · 青空 0 例
標準
one's own thing
文例 · 用例
井田は「さうですな、先づ雪でも降つて来たら、此炉にドン/\焼火をするんですな、薪木ならお手のものだから。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
夫人は手のものを落したように、俯向いて熟と見る。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
「高峰、ちっと歩こうか」 予は高峰とともに立ち上がりて、遠くかの壮佼を離れしとき、高峰はさも感じたる面色にて、「ああ、真の美の人を動かすことあのとおりさ、君はお手のものだ、勉強したまえ」 予は画師たるがゆえに動かされぬ。
— 泉鏡花 『外科室』 青空文庫
「その手のものをお出し!
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
所得は(銭三十銭、米四合) 二五中ノ上御馳走は(豆腐汁、素麺汁)前が魚屋だからアラがダシ、豆腐はお手のもの。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
暮れて、樹明君と同道して岐陽さんを訪ねる、さつそく酒になる、久芳校長も浅川国手もやつてこられて、一升瓶が何本か倒れた、下物はお手のもので凝つたものばかり。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
相手のものでも無いのに博奕で勝ったら土蔵一戸前受取るつもりで勝負をする。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
そこで昔はあれほど想い焦れた浄土も吾が手のものとなったにつけて、浄土へ行きっ切りとなろう気はなく、自然と娑婆へ往来しても化他の業を執ろうという心が湧上ったに疑無く、言語の端にもおのずから其意が漏れて、それから或人の夢や世間の噂も出たのであろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
作例 · 標準
このケーキは私の手のものだから、好きに食べていいよ。
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試合はもう我々の手のものだ。
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彼女は一度手にしたものは決して手放さない、それが彼女の手のものだ。
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標準
one's speciality
作例 · 標準
彼の料理の腕前はかなりのもので、特にパスタは手のものだ。
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この難しい交渉は、彼のまさに手のものだった。
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彼女にとって、細かい作業は手のものだ。
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