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松虫

まつむし異読 マツムシ
名詞
1
標準
pine cricket (Xenogryllus marmoratus)
文例 · 用例
またその同じ秋の夕べ、籠に飼ってる松虫が鳴いてるのを聞き、『あの小さい虫、よき音して、鳴いてくれました。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
瑠璃色の松虫草と、大原の水分を一杯に吸い込んで、ふくらんだような桔梗のつぼみからは、秋が立ち初めている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
中の茶屋へ着くと、松虫草の紫は、見る影もなく褪せているが、鳥冑草は濃紫に咲いている、そして金屏風を背後にした菊花のように、この有毒植物の、刺戟強い濃紫は、焼砂の大壁を背景にして、荒廃の中に、一点の情火を、執念くも亡ぼさずにいる。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
去年の夏子供が縁日で松虫を買って来た。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
虫の声 垣根の朝顔やう/\小さく咲きて、昨日今日|葉がくれに一花みゆるも、そのはじめの事おもはれて哀れなるに、松虫すゞ虫いつしか鳴よわりて、朝日まちとりて竈馬の果敢なげに声する、小溝の端、壁の中など有るか無きかの命のほど、老たる人、病める身などにて聞たらば、さこそ比らべられて物がなしからん。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
松虫も同じことなれど、名と実と伴はねばあやしまるゝぞかし。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
今も松虫の声きけばやがてその折おもひ出られて物がなしきに、籠に飼ふ事は更にも思ひ寄らず、おのづからの野辺に鳴弱りゆくなど、唯その人の別れのやうに思はるゝぞかし。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
「そりゃあ値段も廉いし、虫の仲間では一番下等なものかも知れませんが、松虫や鈴虫より何となく江戸らしい感じのする奴ですよ。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
夏の夜、松虫の美しい鳴き声が庭に響き渡る。
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子供の頃、松虫を捕まえて飼っていたことがある。
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松虫の声を聞くと、日本の秋を感じる。
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2
標準
bell cricket (Meloimorpha japonica)
作例 · 標準
鈴虫と並んで、松虫も秋を代表する鳴く虫だ。
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松虫の鳴き声は、どこか寂しげで趣がある。
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昔の人は、松虫の音色を愛でたという。
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ウィキペディア曖昧さ回避

松虫(まつむし) 昆虫の一種。マツムシを参照。 能の演目。四番目物の執心男物。松虫 (能)を参照。 地名 大阪市阿倍野区の地名。松虫通、松虫停留場を参照。 千葉県印西市松虫。もと下総国印旛郡松虫村、六合村大字松虫、印旛村大字松虫。 印旛松虫駅 - 北総鉄道の印旛日本医大駅の建設時の仮称。なお、現在も副駅名として「松虫姫」が残る。 印旛郡松虫新田。現在印西市桜野。

出典: 松虫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0