母液
ぼえき
名詞
標準
mother liquor
文例 · 用例
QはAから岩石学の最大問題である岩漿分化と母液との関係の説明に這入って刺され出したのだが、Aは突然、黒曜石の結晶母液となるべき硅酸の比重測定の方式はダーウィンによって始められたといい出したのだ。
— 横光利一 『鳥』 青空文庫
初めは名をだに知らざりければ、枝葉のふりも左のみ面白からぬに、幹の瘤多きも見る眼|疚しく、むづかしげなる人に打対ひ立つ心地して、をかしからずとのみ思ひ居りけるが、或日の雨の晴れたるをり、ゆくりなくも花の二つ三つ咲き出でたるを見て、日頃の我が胸の中のさげすみを花の知らばと、うらはづかしくおぼえき。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
だけどかあさんはそんなにたくさんとてもおぼえきれませんよ」「でも、かあさん、サンタクロスのお爺さんが持ってきて下さるのでしょう」「そりゃあ、そうだけれどもさ、サンタクロスのお爺さんも、そんなにたくさんじゃ、お忘れなさるわ」「じゃ、かあさん、書いて頂戴な。
— 竹久夢二 『クリスマスの贈物』 青空文庫
あれは、知らない者がやっても、決して明かないように、複雑な機構にしてあるんだ」「あの明け方は、一度や二度きいたのでは、おぼえきれませんよ。
— 海野十三 『火薬船』 青空文庫
「――そんな長い名は、おぼえきれやしない。
— 孔明の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
結晶を析出させた後、残った液体は母液として回収される。
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母液には、まだ目的以外の不純物が溶け込んでいることが多い。
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科学者は、母液からさらに別の化合物を抽出する実験を行った。
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