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下方に

かほうに
副詞
1
標準
below
文例 · 用例
また全くそうでしょう、袖に赤十字の着いたものを、戦闘員と同一取扱をしようとは、自分はじめ、恐らく貴下方にしても思懸はしないでしょう。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
「じゃあ貴下方に、他を尋問する権利があるので?
泉鏡花 海城発電 青空文庫
しかし、少し見ているうちに、まず一番に目についたのは、画面の中央の下方にある一枚の長方形の飛び石であった。
寺田寅彦 庭の追憶 青空文庫
それが下方に行って再び開いて裾の線を作っている。
寺田寅彦 浮世絵の曲線 青空文庫
この人、日本橋に褄を取って、表看板の諸芸|一通恥かしからず心得た中にも、下方に妙を得て、就中、笛は名誉の名取であるから。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
數日以來の風は、隨分悽まじいものであつたが、颶風の常として、吾が輕氣球は幾度も同じ空に吹き廻されて居つた樣だから、左迄遠方へ飛ぶ氣遣はない、私の考では、下方に見ゆるのは矢張印度洋の波で、事によつたらマダカツスル島の西方か、アデン灣の沖か、兎に角歐羅巴邊の沿岸には、左程遠い所ではあるまいと思はれた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
窓から見える塀の金鎖草の蔓の一むらの茂みが初夏の夕暮の空に蓬髪のように乱れ、その暗い陰の隙から、さっき茶を呑んだ隣のベッシェール夫人の庭の黄ろい草が下方に小さく覗かれる。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
また全く左様でしやう、袖に赤十字の着いたものを、戦闘員と同一取扱をしやうとは、自分はじめ、恐らく貴下方にしても思懸はしないでせう。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
作例 · 標準
崖の淵から恐る恐る下方に目を向けると、荒波が岩に砕ける様子が見えて足がすくんだ。
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天気予報の等圧線が下方に膨らんでいる領域は、これから天気が崩れる可能性が高い。
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「このネジを締める時は、力を下方にかけながら回さないと溝をなめてしまうよ」
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下方に(かほうに) — 幻辞.com