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暦数

れきすう
名詞
1
標準
calendar making
文例 · 用例
なぜかと言ふと、朔といふ字は暦数の初めであり、万象の生ずる紀元を表象するところの、陽気の最も盛隆な字象であるのに、太郎がまた長男であり、男子の始原を意味する陽気の字だから、此処に陽と陽とが二重にダブつて相殺し、大吉反つて凶に帰するといふことになるさうである。
萩原朔太郎 名前の話 青空文庫
暦数、医薬、財政、哲理、一として学ばざるを得ない外国が、ひしひしと、日本を取巻いて、戦ってか、外交でか、交易をしようとしている。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
その書物によると「向年より五々の暦数に及んで日域に一人の善童出生し不習に諸道に達し顕然たるべし、然に東西雲焼し枯木不時の花|咲諸人の頭にクルスを立海へ野山に白旗たなびき天地震動せば万民天主を尊時至るべきや」云々。
坂口安吾 島原の乱雑記 青空文庫
向かい合っている二人の武士、一人は島津太郎丸、一人は上名古屋の密林で、天文を見ていた高雅の老人、これぞその時代|扶桑第一、天文暦数の大儒者として、吉宗将軍の寵を受け、幕府天文方の総帥となった、求林斎西川正休である。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
もしそれ八代将軍吉宗が、和漢の学術を奨励し、洋書の禁を緩うし、医薬、暦数、工芸、牧馬等に到るまで、海外の長を採らんとしたるが如きは、鎖国令後の一警策にして、その恩恵の及ぶ所、嘉永、安政に到りて、始めて明らかなるものありき。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
山陽山陰に虎踞竜蟠し、一百二十万石の大封を擁し、覇威を中国に振いたる毛利氏も、天の暦数徳川氏に帰し、今は関原の役、西軍に与したるの罪により、長防三十六万九千石に削減せられ、空しく恨を呑んで屏息せり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
即位より四年、暦数千八百四十四年二月十五日瓦剌汾法瓦(和蘭国都)の宮中において書すデ・ミニストル・ハン・コロニイン外国の事を司どる大臣の官名微爾列謨瑪※以上は天文方渋川六蔵の訳する所にして、その註疏もまた彼の挿入する所なり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
それから東大寺が仏教大学の組織を有するに至った時には、普通の大学と分れて、普通の大学は大学頭を戴いて法政、暦数、史書などの研究をする。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
作例 · 標準
天体の運行を正確に読み解く暦数の学問は、古代国家において王の権威の象徴であった。
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その老学者は、一生を捧げて複雑な暦数の計算に取り組んできた。
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新しい元号を決める際にも、古くから伝わる暦数の考え方が参考にされることがある。
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