揮洒
きしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
殊に新聞紙の論説の如きは奇想湧くが如く、運筆飛ぶが如く、一気に揮洒し去って多く改竄しなかったに拘らず、字句軒昂して天馬行空の勢いがあった。
— 幸徳秋水 『文士としての兆民先生』 青空文庫
三 併し先生自身は、単に才気に任せて揮洒し去るのに満足しては居なかった。
— 幸徳秋水 『文士としての兆民先生』 青空文庫
伯は馬上を以て天下を取りたる藩閥の、到底永く馬上を以て天下を治むる能はざるを知りたれば、時の政府の中心たる大久保利通の威望を利用して、自己の長所を縱横に揮灑し、以て徐ろに政治改革の雄心を逞うせむとしたりき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
伯は馬上を以て天下を取りたる藩閥の、到底永く馬上を以て天下を治むる能はざるを知りたれば、時の政府の中心たる大久保利通の威望を利用して、自己の長所を縦横に揮灑し、以て徐ろに政治改革の雄心を逞うせむとしたりき。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫