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世柄

よがら
名詞
1
標準
world conditions
文例 · 用例
「馬鹿に降つてばかし居た所爲か幹ばかし延びつちやつて、そんだがとれねえ方でもあんめえが、夏蕎麥とれる樣ぢや世柄よくねえつちから、恁んなもなどうでもえゝやうなもんだが」勘次のいひ方はこそつぱかつた。
長塚節 青空文庫
「縁起をかつぐ渡世柄――ありがたいお見立て――」「こないだお訪ねのときも、実は、一生懸命、これを彫っておりましたわけ――」 と、いったが、闇太郎、女中が茶を進めて出て行ってしまうと、「耳は?
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
おれが、のぞいて来てやろう」 深夜の、雨戸の音――もしや、自分をいつ何どき襲って来るかもわからぬ、怖ろしい敵の手が、迫ったのではないかと、渡世柄、ハッと、心を引きしめたらしい闇太郎、そうでないとわかると、すぐに階下へ出て、やがて、はしごを表口の方へ下りて行った容子だ。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
ばくち打ちは渡世柄付いて廻る命の取りやり、こいつは渡世に足を踏込んだ時からの約束事だ。
長谷川伸 沓掛時次郎 三幕十場 青空文庫