遅疑逡巡
ちぎしゅんじゅん
名詞動詞-サ変
標準
shilly-shally
文例 · 用例
遅疑逡巡すれば、そこに破綻が生ずる。
— 海野十三 『諜報中継局』 青空文庫
これだけ当り前すぎる程、当り前の形の字を書いて、しかも垢抜けがして、さっぱりとした、卑しさのない、遅疑逡巡の微痕だにない、格に嵌った字を書き得るということは、筆者がなかなかに至った人であるということを物語るものであろう。
— 北大路魯山人 『現代能書批評』 青空文庫
なに知らぬ者にはちょっと飛び込みにくい様相を呈し、遅疑逡巡、終には素通りする者も少なくなかろう。
— 北大路魯山人 『握り寿司の名人』 青空文庫
「いやいや臨終の折に、あのように孤子の将来を案じて、自分に後を託した劉表のことばを思えば、その信頼に背くようなことはできない」 孔明は、舌打ちして、「いまにして、荊州も取り給わず遅疑逡巡、曹操の来攻を、拱手してここに見ているおつもりですか」と、ほとんど、玄徳の戦意を疑うばかりな語気で詰問った。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
もし遅疑逡巡、いたずらに日をすごし、決断の大機を失い給うようなことに至っては、禍いの襲いくること、もう遠い時期ではありませんぞ」「…………」 孫権はいよいよ黙りこむ一方であった。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
「決して遅疑逡巡している問題ではない」 ここにおいて、彼は、大英断を以て、直ちに全戦線の総退却を決意した。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
機会を逃さないためにも、遅疑逡巡せずに決断することが重要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、遅疑逡巡の末、ついにプロジェクトへの参加を断った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
遅疑逡巡するあまり、彼はチャンスをすべて失ってしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite