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名詞
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標準
文例 · 用例
そして水のをとぼとぼとたどって河下の方へと歩いた。
国木田独歩 河霧 青空文庫
この夕は空高く晴れて星の光もひときわ鮮やかなればにや、夜に入りてもややしばらくは流れのを逍遙してありしが、ついに老僕をよびて落ち葉つみたる一つへ火を移さしめておのれは内に入りぬ。
国木田独歩 青空文庫
天に年わかき男星女星ありて、相隔つる遠けれど恋路は千万里も一里とて、このふたりいつしか深き愛の夢に入り、夜々の楽しき時を地に下りて享け、あるいは高峰の岩|角に、あるいは大海原の波の上に、あるいは細渓川の流れのに、つきぬ睦語かたり明かし、東雲の空に驚きては天に帰りぬ。
国木田独歩 青空文庫
恋の泉はいつもいつもわきて流れ疲れし人をまてど、この泉のにて行きあう年若き男女の旅人のみは幾度か幾度か代わりゆき、かつ若者に伴いし乙女初めは楽しげにこの泉をくめどたちまちその手を差しいれてこれを濁し、若者をここより追いやりつ、自己もまたあえぎあえぎその跡を逐うて苦しき熱きさびしき旅路にのぼる。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
されど治子は一度われをこの泉のに導きしより二年に近き月日を経て今なおわれを思いわれを恋うてやまず、昨夜の手紙を読むものたれかこの清き乙女を憐まざらん。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
陽江では商人のためにも名曲をかなでる人があったのでございますから。
明石 源氏物語 青空文庫
春浅き陽江の、この月の魚。
北原白秋 風隠集 青空文庫
反歌月蒼き陽江の春浅しふなべり低め四つ手張りたるたださへや月の光は霧らふらし四つ手に跳ぬる水の江の魚口あけてぽちりと紅くそめにけり小さき木彫のいつくしき魚魚売り魚売りの爺が日永や、ふち広の菅の編笠、たよたよと担棒かつぎて、はらはらに片手まはして、前籠に魚かすくなき、後の籠魚か多かる。
北原白秋 風隠集 青空文庫