ゆた
ゆた異読 ユタ
名詞
標準
shaman (Okinawa, Amami)
文例 · 用例
汝が底を探りたる、者とてはなく、汝がゆたけき内奥を、知るものとてなかりけり、さまで汝等秘密をば、守らんこと敏なりき!
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
〔たゞかたくなのみをわぶる〕宮沢賢治 ……たゞかたくなのみをわぶる なにをかひとにうらむべき……ましろきそらにはゞたきてましろきそらにたゆたひて百舌はいこひをおもふらし
— 宮沢賢治 『〔たゞかたくなのみをわぶる〕』 青空文庫
平たく云へば、短歌・俳句よりも、詩はその過程がゆたりゆたりしてゐる。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
で、これを一と先づ「ゆたりゆたり」と呼ぶことにして、 此のゆたりゆたりが、日猶浅く大衆のものとなつてゐないので、つまり「ああいふものか」とばかり分り易いものとなつてゐないので、大衆は詩に親しみにくいのだし、詩人の方も産出困難なのである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
」 ほとんど一里も先と思はれるほどの遠方、幽潭の底を覗いた時のやうな何やら朦朧と烟つてたゆたうてゐるあたりに、小さな純白の水中花みたいなものが見える。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それはしづかで、きらびやかで、なみなみと湛へ、 去りゆく女が最後にくれる笑ひのやうに、 厳かで、ゆたかで、それでゐて佗しく 異様で、温かで、きらめいて胸に残る…… あゝ、胸に残る……風が立ち、浪が騒ぎ、 無限のまへに腕を振る。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
そしてむかしの憐みの感情とゆたかな心よ、返つて来い!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
その瞬間に子供の時から何度となく母上に聞かされていた土佐の安政地震の話がありあり想い出され、丁度船に乗ったように、ゆたりゆたり揺れるという形容が適切である事を感じた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
作例 · 標準
沖縄では、ゆたと呼ばれる霊媒師が信仰されている。
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彼女はゆたとして、地域の人々の相談に乗っている。
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ゆたの行う儀式は、独特で神秘的だ。
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