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鶉衣

じゅんい
名詞
1
標準
文例 · 用例
鶉衣を読む、うまいことはうまいが、あまりにうまい。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
鶉衣を読みつゞける、也有翁のブル趣味がよく解る、よいところといやなところと、うそとほんたうと。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
也有の『鶉衣』だす。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
そして一代男の代りに鶉衣四冊を棺に納めることに同意した。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
それ、巣居して風を知り、穴居して雨を知る…… かう書き出しますると、まるで、鶉衣にある文句のやうで、すつかり浮世離れをして居る人間のやうに思はれるのですが、其の実はこれ、俗中の俗、窃に死ぬ迄の大俗を自分だけでは覚悟して居るのであります。
尾崎放哉 入庵雑記 青空文庫
その最も著しい例は「鶉衣」(?
芥川龍之介 文芸的な、余りに文芸的な 青空文庫
鶉衣』に収拾せられた也有の文は既に蜀山人の嘆賞|措かざりし処今更|後人の推賞を俟つに及ばぬものであるが、わたしは反復朗読するごとに案を拍ってこの文こそ日本の文明滅びざるかぎり日本の言語に漢字の用あるかぎり千年の後といえども必ず日本文の模範となるべきものとなすのである。
永井荷風 雨瀟瀟 青空文庫
その故は何かというに『鶉衣』の思想文章ほど複雑にして蘊蓄深く典故によるもの多きはない。
永井荷風 雨瀟瀟 青空文庫
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鶉衣(うずらごろも)とは江戸期の俳文集である。作者は横井也有。作者の死後、大田南畝の尽力により前編が1787年(天明7年)、後編が翌1788年(天明8年)に出版された。さらに石井垂穂により続編と拾遺が1823年(文政6年)に出版されている。

出典: 鶉衣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0