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欠伸

けんしん
名詞
1
標準
yawning and stretching oneself
文例 · 用例
「あああ」と私は、椅子から起つて、欠伸をした。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
」 パタパタパタと眠さうな足音が隣の間でして、障子が開くと、そこに突つ立つて耕二が欠伸一つした。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
そんな時はいかにも苦しそうな溜息ばかりして何遍となく便所へはいって大きな欠伸をする癖がある。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
浅草へ行く積りであったがせっかく根岸で味おうた清閑の情を軽業の太鼓|御賽銭の音に汚すが厭になったから山下まで来ると急いで鉄道馬車に飛乗って京橋まで窮屈な目にあって、向うに坐った金縁眼鏡隣に坐った禿頭の行商と欠伸の掛け合いで帰って来たら大通りの時計台が六時を打った。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
今ようやく八時なればまだ四時間はこゝに待つべしと思えば堪えられぬ欠伸に向うに坐れる姉様けゞん顔して吾を見る。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
と仲間の一人が欠伸をして言う。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
此の坂だらけの町を、あるかないか當てにならない宿を求めて歩き※はるのでは第一折角保養に來た本來の目的に合はない、それよりか寧ろ東京の宅の縁側で咲殘りのカンナでも眺めて欠伸をする方が遙かに有效であらうと思つたのである。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
歸りのバスが澁川に近づく頃、同乘の兎も角も知識階級らしい四人連の紳士が「耳がガーンとした」とか「欠伸をしたらやつと直つた」とか云つたやうな話をして居る。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
作例 · 標準
「うーん、眠い。昨夜は遅くまで起きていたからな。」と、彼は大きな欠伸をした。
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朝、布団から出たくなくて、ベッドの中でぐーっと伸びをしながら欠伸をした。
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退屈な会議が長引き、思わず「あー…」と、小さな欠伸が漏れてしまった。
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