遠つ祖
とおつおや
名詞
標準
文例 · 用例
それを、われらの遠つ祖どもが、刻苦いたして、一語半語ずつ理解いたして参ったに相違ござらぬ。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
遠つ祖どもの苦心があればこそ、二千年この方、幾百億の人々が、その余沢に潤うてござるのじゃ。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
で、今やこの未来の遠つ祖は、恰かも用心深い猫が、どこかから主人が見ておりはせぬかと、片方の眼であたりに注意をはらいながら、石鹸でござれ、蝋燭でござれ、獣脂でござれ、金糸鳥でござれ、手近にさえあれば、何でも大急ぎで掻っぱらってゆくように――つまり、何一つ見逃そうとはしなかったのである。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
藤原の遠つ祖、中臣の氏の神、天押雲根と申されるお方の事は、お聞き及びかえ。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
中臣・藤原の遠つ祖あめの押雲根命。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
藤原の遠つ祖中臣の氏の神、天押雲根と申されるお方の事は、お聞き及びかえ。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
中臣藤原の遠つ祖あめのおしくもね。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫