異学
いがく
名詞
標準
文例 · 用例
王はもとよりかの比丘が無類の偉人で、弁才能く人間外の物をすら感ぜしむるを知ったから、諸群惑をいかにもして悟らせようと考えて、七疋の馬を五日間餓えしめ、六日目にあまねく内外の沙門と異学の徒を集め、かの比丘を請じて説法せしめると、一同開悟せぬはなかった。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
幕閣が異学の禁を布きたるは寛政元年にして蓋し此党派の輿論を採用せしに過ぎざる也。
— 山路愛山 『頼襄を論ず』 青空文庫
彼が幕府に仕えて後半世紀、承応三年(一六五四)に石川丈山に与えて異学を論じた書簡がある。
— ――キリシタン渡来文化前後における日本の思想的情況―― 『埋もれた日本』 青空文庫
耶蘇は表面姿を消しているが、しかし異学に姿を変じて活躍している、あたかも妖狐の化けた妲己のようである、というのである。
— ――キリシタン渡来文化前後における日本の思想的情況―― 『埋もれた日本』 青空文庫
彼の『草賊前後記』には、熊沢蕃山をかかる異学の徒としてあげている。
— ――キリシタン渡来文化前後における日本の思想的情況―― 『埋もれた日本』 青空文庫