麦搗き
むぎつき
名詞
標準
polishing wheat
文例 · 用例
おさんだいしよさま屋根の上麦搗きや臼の蔭で杵枕―― (農民歌)農村の夜更けなどしのばれて、われにはなつかしき星なり。
— 野口雨情 『おさんだいしよさま』 青空文庫
わしはちやんと憶えとる、あの碌でなしの暴れ者どもが、わしの野菜畠へ豚を追ひこんで、胡瓜やキャベツをさんざん食ひ荒させたことも、あの悪魔の忰どもが、わしのうちの麦搗きを拒んだことも、それから忘れもせぬが……。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
この、今日はじめて一つの数から教えこまれようとしている小さな子どもが、学校から帰ればすぐに子守りになり、麦搗きを手つだわされ、網曳きにゆくというのだ。
— 壺井栄 『二十四の瞳』 青空文庫
現在山間で麦搗き稗はたきに利用し、後には水車小屋とまで発達した水臼が、土地によってはソウズの名を以て知られ、古事記に出る山田の曾富騰と結び付いているのも、私には理由のあることと思える。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫
作例 · 標準
昔の農家では、石臼を使って麦搗きを行っていた。
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麦搗きの音が、静かな農村に響き渡っていた。
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麦搗きをすることで、より口当たりの良い麦ご飯が作れる。
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