六歌仙
ろっかせん
名詞
標準
six immortals of poetry
文例 · 用例
狂言は「黄門記」と「六歌仙」にて、団十郎、菊五郎、左団次、秀調、源之助、家橘ら出勤。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
草紙洗小町、雨乞小町などといふいはゆる七小町の類から六歌仙の一人としての歌仙小町、それから人生の栄枯盛衰にかけてあはれ深く説きなした玉造小町、業平東下りの条の髑髏の小町などまで、およそ絶世の美女の上に空想される詩的構想を、あらゆる角度から伝説は充たしてゐる。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
兼盛は卅六歌仙の一人であり、是忠親王の曾孫であり、父の篤行から平姓を賜わり、和漢の才もあった人ではあるが、従五位上|駿河守になっただけで終った余り世栄を享けなかった人であるから、年齢其他の関係から、女には疎まれたのかも知れない。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
集外三十六歌仙里見玄陳歌にも「遠方に夕告鳥の音すなり、いざその方に宿りとらまし」とあって、拙宅の鶏に午後四時に定まって鳴くのがある。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
ましてやその他の月卿雲客、上臈貴嬪らは肥満の松風村雨や、痩身の夷大黒や、渋紙面のベニスの商人や、顔を赤く彩ったドミノの道化役者や、七福神や六歌仙や、神主や坊主や赤ゲットや、思い思いの異装に趣向を凝らして開闢以来の大有頂天を極めた。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
そのほかに大切浄瑠璃として「六歌仙」が出た。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
かれが得意とする「六歌仙」の踊りを市村座と新富座で見た。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
「まず手はじめは文屋傀儡、六歌仙のその一人、つづいて小町を踊らせます」そこで傀儡師は唄い出した。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
国語の授業で、在原業平や小野小町など六歌仙について学んだ。
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彼は六歌仙の和歌をすべて暗唱できるほど、平安文学に精通している。
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「古今和歌集仮名序」には、六歌仙に対する紀貫之の批評が記されている。
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