金剛
こんごう
名詞頻度ランク #27664 · 青空 843 例
標準
vajra (indestructible substance)
文例 · 用例
旅館の主人、馬を勧め、剛力を勧め、蓆を勧め、編笠を勤む、皆之を卻く、この極楽の山、只一本の金剛杖にて足れりと広舌して、朝まだき裾野を往く。
— ――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 『霧の不二、月の不二』 青空文庫
と、私は嘆息する、天地の間には、風が吹くのでなければ、霧が流れるのだ、そのたびに、天幕の中へ、ザアと小粒の雨がそそぎ入る、柱代りの金剛杖が、キュッと呻る、杭に纜われた小舟が、洪水に飜弄されるように、油紙の屋根が、ペラペラ動く。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
金剛杖が石にカチリと当る、金属性の微かな短い音がしてコロコロと絶壁の下に転げ落ちる、どこを見ても絶壁!
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
宿屋の店頭には、かがり火をたき、白木の金剛杖をたばに組んで、縄でくくり、往来に突きだしてある。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
大和大峰いりのほら貝は聞えないが、町から野、野から山へと、秋草をわたり、落葉松の枯木をからんで、涼しくなる鈴の音は、往さ来さの白衣の菅笠や金剛杖に伴って、いかに富士登山を、絵巻物に仕立てることであろうか。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
登山者の眼中には、金剛不壊の山の本体の前に、永久性の大鳥居がただ一つあるばかりだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
起きて見ると、眼の前の阪下から、ぬっと提燈が出る、すいと金剛杖が突き出る。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
室ごとに請わるるままに、金剛杖に焼印を押すが、不二の象形の下に、合目や岳の名を書いたり、不二形の左右に雲をあしらい、御来光と大書して、下に海抜三千二百何メートルと註してあったり、富士とうずまく雲を下に寄せて、その上に万年雪の詠句を題したものなど、通俗的の意匠が施されている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
作例 · 標準
仏教における金剛は、堅固で壊れないものを象徴する。
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金剛の心を持つことで、どんな困難も乗り越えられると信じられている。
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その武器は金剛石でできており、非常に硬かった。
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標準
thunderbolt
作例 · 標準
神話の神々は、金剛の武器で敵を打ち砕いた。
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彼は金剛のような一撃で、相手を倒した。
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敵は金剛の雷撃を避けることができなかった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
金剛(こんごう)
仏教用語
艦船
- 金剛 (コルベット) — 日本海軍の装甲コルベット。
- 金剛 (戦艦) — 日本海軍の巡洋戦艦。
- こんごう (護衛艦) — 海上自衛隊の護衛艦。
- 金剛丸 — 関釜連絡船の鉄道連絡船。
- 金剛丸 (特設巡洋艦) — 日本海軍の特設巡洋艦。
地名等
- 金剛 (北九州市)
- 金剛山 — 各地にある山の名、および寺院の山号。
- 能登金剛 — 石川県能登地方(羽咋郡志賀町)に位置する景勝地。
- 金剛山地 — 日本の大阪府と奈良県の間にある山地。
- 金剛駅 — 大阪府大阪狭山市にある南海高野線の駅。
- 金剛ニュータウン — 大阪府富田林市にあるニュータウン。
- 金剛郡 — 北朝鮮の郡。
- 金剛鎮 — 中国湖南省長沙市瀏陽市の鎮。
- 金剛寺 (曖昧さ回避)
- 金剛院 (曖昧さ回避)
- 金剛川 (曖昧さ回避)
企業名
人名
その他
関連項目
- コンゴ (曖昧さ回避)
- キングコング (曖昧さ回避) — 中国語では金剛と呼ぶ。
- Wikipedia:索引 こんこ
出典: 金剛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0