銭金
ぜにかね
名詞
標準
money
文例 · 用例
」「それがね、不可ねえんだ、銭金ずくじゃないんだってよ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
私だって、そうだったが、殊にお前さん銭金に不自由はなし、売ってどうしようというんじゃあない、こりゃ疾なんだ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
(銭金はさて措かっせえ、だが、足を濡らすは、厭な事だ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
チイッと覚悟をし直してこれからの世を渡って行きゃあ、二度と汝に銭金の苦労はさせねえ。
— 幸田露伴 『貧乏』 青空文庫
銭金ずくなら、め組がついてる、と鉄砲巻の皿を真中へ突出した、と思いねえ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」「そこは、玉脇がそれ鍬の柄を杖に支いて、ぼろ半纏に引くるめの一件で、ああ遣って大概な華族も及ばん暮しをして、交際にかけては銭金を惜まんでありますが、情ない事には、遣方が遣方ゆえ、身分、名誉ある人は寄つきませんで、悲哉その段は、如何わしい連中ばかり。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
六「無理して行って来て、また寝こむようなことになると、僅かな銭金にゃ代らないよ」。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
いつも銭金のことが頭に引っかかって夢中になるわけには行かなかった。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
あの人は銭金のことばかり考えていて、人情を解さない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
友情はお金では買えないものだと、彼は銭金にとらわれない生き方を選んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
銭金にがめつい人とは、あまり深く付き合いたくない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash