同床
どうしょう
名詞
標準
文例 · 用例
「国栄えむと月は照るらし」も、転じて、殿ほぎに月を出したので、此夜は、主上・高級巫女同床せられるのだ。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
「安寝」は条件として、同床がある。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
一世の剣雄、宇内随一といっても、二とは下るまいと思われるほどな一刀斎にも、起居同床、何年も側にいてみると、性格的にまったく短所も欠点もないというような人ではない、否、むしろこういう一道の達人にありがちな欠陥も多分に持っているのである。
— 小野忠明 『剣の四君子』 青空文庫
早くも、遺臣仲間の同床異夢は見ッともない。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
遅れは許さん」第三十七章 同床異夢 ペリトリ王子が声を押し殺し、吹き出した。
— The Weight of the Crown 『王冠の重み』 青空文庫
つまるところ、上下一体、天下分け取りの分け前に、ひとしく気が立っていたのでもあるが、しかし、 高氏 道誉 の、じつは異夢同床の二頭目だけは、やや趣がちがっていた。
— 千早帖 『私本太平記』 青空文庫
「縁あらば」 と、他日一つの酒を酌み合い、同床異夢にあらぬ同夢をみることがないでもないと思っていたのだ。
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫