時疫
じえき
名詞
標準
epidemic
文例 · 用例
六つ七つのとき流行の時疫にふた親みななくなりしに、欠唇にていと醜かりければ、かへりみるものなくほとほと饑に迫りしが、ある日|麺包の乾きたるやあると、この城へもとめに来ぬ。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
わたくしは小さい時に二親が時疫でなくなりまして、弟と二人あとに残りました。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
六つ七つのときはやりの時疫にふた親みななくなりしに、欠唇にていと醜かりければ、かえりみるものなくほとほと饑えに迫りしが、ある日パンの乾きたるやあると、この城へもとめに来ぬ。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
わたくしは小さい時に二親が時疫で亡くなりまして、弟と二人跡に殘りました。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
要なき時疫の恨めしけれど是非なく、なおかにかくとその石のさまなど問うに、強て見るべきほどのものとも思われねば已む。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
後に茨田は瀬田の妻子を落して遣つた上で自首し、父柏岡と高橋とも自首し、西村は江戸で願人坊主になつて、時疫で死に、植松は京都で捕はれた。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
入田村は夏から秋に掛けて時疫の流行する土地である。
— 森鴎外 『堺事件』 青空文庫
夫が時疫で亡くなつた時は、当時六歳の百川が居た。
— 折口信夫 『相聞の発達』 青空文庫
作例 · 標準
かつて、この地域では時疫が流行し、多くの人々が命を落とした。
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専門家が、新たな時疫の発生を警戒するよう呼びかけた。
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時疫が収束するまで、人々は外出を控えるように言われた。
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