薔薇水
ばらすい
名詞
標準
文例 · 用例
富豪や貴人達は食堂を薔薇の花びらで敷きつめたり、薔薇水の噴水を部屋の中につくつたり、薔薇の花冠を戴き、薔薇の花綱を首にかけ、薔薇香水を頭の上から浴びせたりしたと云ふ。
— 加福均三 『希臘及び羅馬と香料』 青空文庫
ヘリオガバルスと云ふ男は一つ話に語られる程の薔薇気狂ひで、薔薇で『にほひ』をつけた酒をのみ、薔薇水の風呂に入り、凡ての食物に薔薇の『にほひ』をつけ、あまりに薔薇を楽しんだ揚句の果に病気になつたが、病中その薬にも薔薇の『にほひ』をつけなければ承知しなかつたと云ふことである。
— 加福均三 『希臘及び羅馬と香料』 青空文庫
彼等も亦、大食国の「薔薇露」を珍重し、この「換骨香」を得るために「海外薔薇水中州未得方」と嘆じさせた。
— 或は病める薔薇 『田園の憂欝』 青空文庫
よく互いにこすったら、1ガロンのバラ水を入れ、全体を桶または樽の中で棒を使ってすべてが溶けるまで混ぜる。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫