私小説
ししょうせつ異読 わたくししょうせつ
名詞頻度ランク #42819 · 青空 255 例
標準
I-novel
文例 · 用例
もののあわれへのノスタルジアや、いわゆる心境小説としての私小説へのノスタルジアに憧れている限り文壇進歩党ははびこるばかりである。
— 織田作之助 『土足のままの文学』 青空文庫
それから、私小説に就いて少し言いました。
— 太宰治 『みみずく通信』 青空文庫
これは謂わば三郎の私小説であった。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
反対に日本の自然派小説の大部分は、作者自身をモデルとした純私小説であるにかかわらず、当時の文壇の批判に於て、客観文学の代表と思惟されていた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
私小説を書く場合でさえ、作者は、たいてい自身を「いい子」にして書いて在る。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
私は、批評家たちの分類に従うと、自然主義的な私小説家という事になって居ります。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
私にとっては、はじめての「私小説」で無い小説ですが、けれども、やっぱり他人の事は書けません。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
話そのものは味が淡く、一見私小説風のものだが、私はふとこれは架空の話ではないかと思った。
— 織田作之助 『四月馬鹿』 青空文庫
作例 · 標準
彼の書く私小説は、自身の経験を赤裸々に綴っており、読者に強い共感を呼ぶ。
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私小説は、作者自身の内面世界を深く掘り下げることが特徴だ。
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「この作家さんの私小説、読むたびに自分の過去と重なって、なんだか泣けちゃうんだ。」
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ウィキペディア
私小説(わたくししょうせつ、ししょうせつ)は、日本の近代小説に見られた、作者が直接に経験したことがらを素材にして、ほぼそのまま書かれた小説をさす用語である。心境小説と呼ぶこともあるものの、私小説と心境小説は区別されることがある。日本における自然主義文学は、私小説として展開された。
出典: 私小説 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0