線描き
せんがき
名詞
標準
文例 · 用例
支那や朝鮮では、目下製造されつつあるようだが、それは主として支那絵や日本画の方法と同じく墨をもって線描きが施され、泥絵具が膠で溶解されて塗られているものである。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
膠 それ等の絵具は日本絵を描く時と、同じ方法で膠を以て絵具をとき、墨を以て線描きを施した上を塗って行くのです。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
線描きなしに、うちつけに繪具を塗り進めた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
線描きなしに、うちつけに彩色を塗り進めた。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
線描きなしに、うちつけに絵具を塗り進めた。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
仰いで見ると、墨絵の線描きのような恰好である。
— 中谷宇吉郎 『楡の花』 青空文庫
ですから前述の赤絵や線描きの手法でも、充分将来を期待することが出来るのです。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
……」 と、ジッと見つめていると、単調な線描きの女の顔が、自分に微笑を向けてくるように感じられだした。
— 鳴門の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫