女連れ
おんなづれ
名詞
標準
accompanied by a woman
文例 · 用例
往来の旅人の女連れと見れば、先へ廻ってその顔を見て歩く。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
――…………………………… 土曜の晩近くなって急に遊び相手をあわてて求め出した男連れが、当り触りの無いように軽く女連れに誘いをかけたらしかったのだ。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
この大降りに女連れではあるし、田舍道の若し遠くでもあられては眞實困るところであつたのだ。
— 若山牧水 『鳳來寺紀行』 青空文庫
お米に手伝いをさせる訳ではないが、木戸の者に油断させるために、わざと女連れで出かけたんです。
— 幽霊の観世物 『半七捕物帳』 青空文庫
それが縁になって、臆面のない本多はとなりの女連れの身許や姓名などをだんだんに聞き出した。
— 岡本綺堂 『五色蟹』 青空文庫
その場はまずそれで済ませたが、安吉は執念ぶかく彼等のあとを尾けて行って、この女連れが親類の家へ入るのを見とどけた。
— 松茸 『半七捕物帳』 青空文庫
屋敷を出る時には、ほかにも四、五人の女連れがあったのであるが、途中でだんだんに別れてしまって、駒井町へ来る頃には、お北とお勝の二人になった。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
明いてゐるいい部屋は幾つあつても、それらは女連れなどで来て遊んで帰る者たちのためにだけ取つてある。
— 島木健作 『赤蛙』 青空文庫