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国民服

こくみんふく
名詞
1
標準
national uniform (such as mandated for Japanese males in 1940)
文例 · 用例
これはことしのお正月にK君と二人で、共に紋服を着て、井伏さんのお留守宅(作家井伏鱒二氏は、軍報道班員としてその前年の晩秋、南方に派遣せられたり)へ御年始にあがって、ちょうどI君も国民服を着て御年始に来ていましたが、その時、I君が私たち二人を庭先に立たせて撮影した物です。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
本当に、前から私があんなに言っているのに、主人は国民服も何も、こしらえていないのだ。
太宰治 十二月八日 青空文庫
中畑さんは国民服、北さんはモーニング。
太宰治 帰去来 青空文庫
国民服を着た、役場の人か何かではなからうかと思はれるやうな中年の男が、首をかしげ、「この村には、越野といふ苗字の家がたくさんあるので。
太宰治 津軽 青空文庫
敗戦当時、彼らはよれよれの国民服に下駄ばきだった。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
雑鬧を押しわけてやってきた――その姿はよれよれの国民服で、風呂敷包を持っていました。
織田作之助 アド・バルーン 青空文庫
彼は国民服を着て、何か不安な面持ちで週刊雑誌を読んでいた。
織田作之助 青空文庫
婿さんの方は、洋服姿で、これも国民服の形をした洋服姿の年よりの男数人と、一つの小机を囲んでいる。
宮本百合子 指紋 青空文庫
作例 · 標準
資料館には、戦時中に男性が着用を義務付けられた国民服が展示されている。
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祖父の古い写真を見ると、カーキ色の国民服を着て凛々しく立っていた。
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当時の流行を制限するために導入された国民服は、画一的な社会の象徴だった。
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