胸三寸
むねさんずん
名詞
標準
heart
文例 · 用例
イフヒムの奴も太腐れて居やがる癖に、胸三寸と来ちゃからっきし乳臭なんだ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
」「ちゃんとな、」 と唐桟の胸を劃って、「胸三寸。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
」「魂は、胸三寸というわいの。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
知らんが僕のほうがあなたに深惚れしとる事だけは、この胸三寸でちゃんと知っとるんだ。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
それだけ聞きゃ、あっしだって岡っ引きだ、あとはもうおっしゃらなくとも胸三寸ですよ。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
役者が揃わば手段は身共の胸三寸にござる。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
彼女の支配する不良少女の団体は水も洩らさぬ活躍ぶりを示すが、その仕組みは皆彼女の胸三寸から出るらしく、彼女以外の団員の姿は一人も見えない。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
一行は赤でもなく白でもなく、親分「岩」に率いられてその胸三寸次第で如何様にも突入していったのだった。
— 海野十三 『キド効果』 青空文庫
作例 · 標準
彼の胸三寸には、誰にも言えない秘密が隠されている。
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どんな困難な状況でも、胸三寸の覚悟があれば乗り越えられる。
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彼女は胸三寸に秘めた思いを、手紙に綴った。
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