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打敷

うちしき
名詞
1
標準
patterned cloth laid on a table or Buddhist altar
文例 · 用例
沈の木の折敷が四つ、紫檀の高坏、藤色の村濃の打敷には同じ花の折り枝が刺繍で出してあった。
宿り木 源氏物語 青空文庫
国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠打敷て時のうつるまで泪を落し侍りぬ。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
「国破れて山河あり、城春にして草青みたりと笠打敷きて時のうつるまで涙を落し侍りぬ夏草や兵どもが夢の跡   芭蕉卯の花に兼房見える白毛哉 曽良」 私はかくして芭蕉師弟が夏草に坐して涙を流したる心境の一部に接することの得たことを喜ぶのである。
──専攻科第一類歴史部── 平泉紀行 青空文庫
杖酔退出」、公事根源に、「昔は上戸を選で後取にめしけるとかや」、三中口伝に、「役送打敷を取て陪膳に進む」、台記に、「陪膳地下五位進み居り、役送地下五位折敷を取る。
土蜘蛛研究 手長と足長 青空文庫
先づ常大寺の本堂を、幾度も/\調べましたが、時代の古びのついた、黒塗の須彌壇には絶對に仕掛けが無く、擬ひものゝ蜀紅の錦の打敷も、古りに古りては居りますが、何んの不都合も見られません。
贋金 錢形平次捕物控 青空文庫
千兩箱は最初から蓋だけ二重になつて居り、薄板の赤樫の上側の蓋を拔き取つて、打敷の下に隱せば、その下から分厚な薄汚れた千兩箱が出て來る仕掛になつて居りました。
贋金 錢形平次捕物控 青空文庫
あんな絲は何處にあると思ふ」「坊主の袈裟に、佛樣の打敷、――外にはありませんね。
眞珠太夫 錢形平次捕物控 青空文庫
坊さんの有難い法衣や、打敷や、掛物の表具にはあんなベロベロの錦は使はない。
眞珠太夫 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
例句