支配頭
しはいがしら
名詞
標準
leader
文例 · 用例
それが打身のようになって、暑さ寒さに崇られては困るというので、支配頭の許可を得て、箱根の温泉で一ヵ月ばかり療養することになったのである。
— 岡本綺堂 『温泉雑記』 青空文庫
吟味の前月までに組々の支配頭へ願書を出しておくと、当日五ツ半(午前九時)までに聖堂に出頭せよという達がある。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
彼は自分の支配頭にあてた一通の書置をしたためているのであった。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
十太夫は介錯の役目滞りなく致した上で、この一通を支配頭屋敷へ持参いたせ。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
彼は三百五十石で、藤枝にくらべると小身ではあるが、先代の外記の肉身の弟で、いまの外記が番入りをするまでは後見人として支配頭にも届け出してあった。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
つまり山流しの格だ」 もうどうしても手に負えないと見ると、支配頭から甲府勝手というのを申し渡される。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
本人はまだ知らないが、支配頭から叔父にはもう内達があった。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
武士にあるまじきとか、身分柄をも憚からずとか云うような批難の声がだん/\に高くなってくるので、支配頭も聞きながしているわけにも行かなくなりました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
作例 · 標準
現場の職人たちを束ねる支配頭は、その厳しい指導の中にも温かい優しさを秘めていた。
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江戸時代の職制において、支配頭は部下たちの生活全般に責任を持つ重要なポストだった。
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支配頭の一喝で、それまで騒がしかった現場は一瞬にして静まり返り、緊張が走った。
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